“女子高生パワーリフター”森崎可林「私の方が先です」 市松模様ユニ着用で「炭治郎を意識してるって」

2021年01月30日 20:33

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“女子高生パワーリフター”森崎可林「私の方が先です」 市松模様ユニ着用で「炭治郎を意識してるって」
67キロ級で優勝した森崎可林(C)西岡浩記 Photo By 提供写真
 【全日本パラ・パワーリフティング選手権大会第1日 ( 2021年1月30日    東京・千代田区立スポーツセンター )】 下肢に障がいがある選手によるベンチプレス競技の67キロ級に出場した“女子高生パワーリフター”の森崎可林(18)が、3回目の試技で66キロをマークして優勝した。
 昨年10月に開催されたチャレンジカップ京都で失格という結果に終わっていた森崎。「悔しい思いをして練習を重ねてきました」といい、今回は「楽しむ」ことをテーマとして挑んだ。1本目では「確実に記録を残していくことが大切」と62キロを持ち上げた。その後は2本目で失敗した66キロを最終第3試技で成功し「今回の試合ほど楽しかったものはない」。

 それでも、日本記録となっている自己ベストの67キロに向けて「まだまだ努力しなければならない」と話しつつ「楽しく試合ができて自分としては満足」と笑顔を見せた。

 そしてこの日、記録とは別に注目を集めたのはユニホーム。緑と黒の市松模様となっており、大人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎が着用している羽織と似ている。「よく『炭治郎を意識してる』って言われるんですけど、私の方が先です」とジョークを飛ばし、会場を笑いに包んだ。

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