東芝はリーチがトライも1点差惜敗 急死の湯原さんに会場全体で黙とう

2021年02月20日 17:20

ラグビー

東芝はリーチがトライも1点差惜敗 急死の湯原さんに会場全体で黙とう
<トヨタ・東芝>前半、トヨタディフェンスに突進を阻まれる東芝・リーチ・マイケル(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【ラグビートップリーグ第1節   東芝(勝ち点1)33―34 トヨタ自動車(勝ち点4) ( 2021年2月20日    パロ瑞穂ラ )】 東芝はトヨタを上回る5トライも及ばず、黒星スタートとなった。攻め込みながらのミスや、こぼれ球をさらわれてのトライなど、前半26分までに0―21とされたのが痛かった。後半はボールを激しく動かして4トライを挙げ、35分のリーチのトライで1点差に詰め寄ったが、及ばなかった。
 昨年9月にFWコーチを務めていた元日本代表の湯原祐希さんが36歳の若さで急死。この日はベンチに湯原さんの遺影が置かれ、ビジターチームにも関わらずキックオフ前には両チームがピッチ上で円陣を組み、観客も起立して黙とうがささげられた。リーチは「湯原さんが亡くなって、今季はとても大事なシーズンになる。負けてしまったけど、最後まで諦めずに戦ったことは次の試合につながると思う」と話した。

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