東レ・関菜々巳、PO決勝進出に貢献「1年目よりは周り見えている」 越谷監督も「切り替えが早くなった」

2021年02月20日 22:58

バレーボール

東レ・関菜々巳、PO決勝進出に貢献「1年目よりは周り見えている」 越谷監督も「切り替えが早くなった」
チームの決勝進出に貢献した東レ・関菜々巳 Photo By スポニチ
 【Vリーグ女子1部プレーオフ準決勝 ( 2021年2月20日    東京・大田区総合体育館 )】 レギュラーシーズン1位の東レが3―0とストレートで同4位のデンソーを下して決勝進出。セッターの関菜々巳(21)は好サーブでチームに流れを引き寄せ「あとがない試合でチーム一丸となってストレートで勝てたことは良かった」と語った。
 関はルーキーイヤーだった2019年、プレーオフ決勝の舞台を経験したが久光製薬に敗れて準優勝。当時は「1年目だったので何も分からず、がむしゃらにやっていた」というが、現在は経験を積んだことで「1年目よりは周りが見えている。余裕を持ってこの場に立っていられるかなと思う」。トスについても「誰かに偏るというよりも、その日の調子、相手とのマッチアップも影響してくるので、その場面で最適な人を選んでいる」と視野を広く持つ。越谷章監督も「成長してる部分でいうと、切り替えが早くなった。今までだったら偏った配球で、分かっていてもそうなってしまう心理状態だったけど、リーグでいろいろ経験して他で点数を取ることができると分かっている」と成長を認めた。

 チームはあす21日の決勝で9季ぶりの頂点を目指し、同2位のJTと激突する。

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