宇都宮 2大会ぶり決勝進出、初制覇へ川崎と対決 全日本バスケ

2021年03月13日 05:30

バスケット

宇都宮 2大会ぶり決勝進出、初制覇へ川崎と対決 全日本バスケ
<A東京・宇都宮>第3クオーター、シュートを決める宇都宮・ロシター Photo By 共同
 バスケットボールの天皇杯全日本選手権ファイナルラウンドは12日、さいたまスーパーアリーナでB1勢同士の顔合わせとなった準決勝が行われ、初優勝を狙う宇都宮はA東京に64―54で勝利し、2大会ぶりの決勝進出を果たした。7大会ぶり4度目の優勝を目指す川崎は三河に79―67で快勝して2大会連続の決勝進出。決勝は13日午後2時から開催される。
 宇都宮は持ち味の守備力でロースコアゲームを制した。序盤から堅守でリズムをつかみ、相手フィールドゴール成功率は32・8%。攻撃では日本代表のロシターが両チーム最多17点を記録するなど、インサイド陣の強さが光った。チーム初の天皇杯制覇に王手をかけ、安斎監督は「点数は伸びなかったが、守備で頑張れた」と納得の表情。ロシターは「チームにとって大きなタイトルになる」と決勝を見据えた。

 《ヒースがWダブル》川崎はパワーフォワードのヒースが6本の3点シュートを決めるなど26得点11リバウンドの活躍。第1クオーターで11点差をつけて主導権を握った。昨季は決勝でSR渋谷に敗れて準優勝。当時、終盤の重要局面でフリースローを外した辻は「最後に自分がフリースローを外したことを思い出す。嫌な思い、悔しい思いを払しょくしたい。相手はディフェンスが激しいので、一本一本のシュートが大事になる」と視線を上げた。

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