戸塚優斗がハーフパイプで世界選手権初V「進化し続けている」

2021年03月14日 12:24

スノーボード

 【スノーボード・パーク系種目世界選手権 ( 2021年3月13日    米コロラド州アスペン )】 ハーフパイプ(HP)決勝が行われ、男子は前回大会銀メダルの戸塚優斗(19=ヨネックス)が96・25点で初優勝した。日本勢の金メダルは2009年大会の青野令以来、2人目。女子は初出場の冨田せな(21=アルビレックス新潟)が4位に入った。
 戸塚は4連覇を狙った絶対王者のスコット・ジェームズ(オーストラリア)に5・75点の大差をつけて圧勝した。2回目に93点を出してトップに立つと、3回目は高さのあるエアの大技をミスなく決めて96・25点をマーク。「前回2位で負けていたので今回は勝ててうれしい」と喜び、北京五輪プレシーズンの世界一に「ルーティンや技も進化し続けているので、順調にいけば北京も良い順位が獲れるんじゃないかと思う」と手応えを強調した。

 今季は1月のW杯開幕戦、2月のXゲームと3戦で全勝。特に「憧れだった」というXゲーム初制覇は自信になったというが、それでも「負けないという自信はない。スコッティ(ジェームズ)はいろんな技のつなぎ方があるし、油断できない。いつでも攻めないと」と慢心はない。転倒して途中棄権に終わった18年平昌五輪から3年。世界のトップまで着実に上り詰めている日本の新エースは、雪辱を期する北京五輪へ「誰もやっていないようなルーティンをやって勝てれば」と力を込めた。

おすすめテーマ

2021年03月14日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });