照ノ富士 大関復帰あと6勝、先場所Vの大栄翔圧倒 三役以上唯一の3連勝

2021年03月17日 05:30

相撲

照ノ富士 大関復帰あと6勝、先場所Vの大栄翔圧倒 三役以上唯一の3連勝
大栄翔(下)を寄り倒しで破る照ノ富士(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所3日目 ( 2021年3月16日    両国国技館 )】 大関獲りの照ノ富士が先場所優勝の大栄翔を圧倒。万全の相撲で寄り倒し、昇進マジックを6とした。大関陣は正代と朝乃山が2勝目を挙げたが、貴景勝は若隆景に敗れて初黒星。全勝は照ノ富士と、平幕の妙義龍と逸ノ城の3人になった。
 照ノ富士が“鬼門”を突破した。立ち合いで大栄翔の左を抱えて得意の突きを封じると、横へ逃げる相手にしっかり足もついて最後は寄り倒した。直近2連敗中の難敵を退けて三役以上で唯一、3連勝。「前に出ようと思ったので良かった。そこまで動いているということは(古傷の膝の状態は)大丈夫」と納得の表情を見せた。

 直近2場所で24勝しており大関昇進目安の“三役3場所計33勝”まで残り6勝とした。「とりあえず(33勝になる)9番勝って、そこから。(昇進の)話が出てくるのは。今は一日一日、集中してやるだけ」と星勘定は頭に入れず、一番に臨んでいる。

 先月11日には同じモンゴル出身のツェグメド・ドルジハンドさん(26)と結婚式を挙げ、「来場所もいい成績で終わらせたい」と話した土俵で万全の相撲内容だ。壁となる白鵬が休場したものの、「自分なりにやってきたことを生かして盛り上げていきたい」と覚悟を見せた。

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