広中 女子5000で9位も16年ぶり日本新「自分に挑戦する気持ちでレースに」

2021年08月03日 05:30

陸上

広中 女子5000で9位も16年ぶり日本新「自分に挑戦する気持ちでレースに」
女子5000メートル決勝、力走する広中璃梨佳(中央、撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【東京五輪第11日 陸上 ( 2021年8月3日    国立競技場 )】 女子5000メートル決勝では広中璃梨佳(20=日本郵政グループ)が16年ぶりの日本新となる14分52秒84で9位に入った。
 惜しくも入賞は逃したが、05年に福士加代子がマークした日本記録を16年ぶりに更新。「自分に挑戦する気持ちでレースに臨んだ。ゴール後も記録がすぐに分からなかったが、塗り替えられて良かった」と涙声で喜んだ。

 白いキャップをかぶった広中は、序盤は先頭で引っ張るなど積極的なレースを展開。中盤に順位を下げたが、3000メートル付近で「スイッチ(切り替え)と思って(帽子を)脱いだ」。ラストは離されたが懸命に前を追い掛けたことが、コンマ38秒の日本記録更新につながった。7日の1万メートルが控えており「1万メートルやこの先の課題にしたい。笑顔でスタートに立ちたい」と話した。

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