米国代表 来年北京五輪からコロナワクチン接種義務に

2021年09月24日 05:30

五輪

 米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)が来年2月の北京冬季五輪から、米国代表選手に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けた。22日発表のガイドラインで11月からUSOPCの施設利用者に接種を義務付け、北京五輪とパラリンピックを目指す選手には12月1日までに接種証明の提示を求めた。
 医学・宗教的理由で接種できない場合、毎日の陰性証明を条件に免除も認める。国際オリンピック委員会(IOC)は接種を義務化せず推奨にとどめているが、USOPCのハーシュランドCEOは「パンデミックはまだ終わっていない。これで選手団に安全な環境をつくりだせる」と説明した。

 ロイター通信によると、ノルウェーは国民の接種率の高さを理由に義務化を否定。ドイツやスウェーデンは10月発行予定のコロナ対策集「プレーブック」を待つ方針で、各国で反応は分かれている。

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