佐藤駿、フリップ投入で4回転3種4本チャレンジ 五輪シーズンへ「楽しみな部分ある」

2021年10月01日 16:34

フィギュアスケート

佐藤駿、フリップ投入で4回転3種4本チャレンジ 五輪シーズンへ「楽しみな部分ある」
<ジャパンオープン2021公式練習>曲かけ練習をする佐藤駿(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 フィギュアスケートの本格的なシーズン到来を告げる「ジャパン・オープン」の前日練習が1日、会場のさいたまスーパーアリーナで行われ、男子で19年ジュニアGPファイナル王者の佐藤駿(フジ・コーポレーション)は、4回転ジャンプ3種4本で挑む可能性を示した。「MAXでフリー4本。ルッツ、フリップ、トーループ2本でいこうと思っている。調子も上がっていて、ミスもなくなっていた」と明かした。
 アクセルを除いて最高難度の4回転ルッツが武器だが、今季からフリップ習得を目指す。この日の練習でもフリーの曲かけでルッツを着氷。SP曲をかけながら跳んだフリップはこらえて降りた。「ルッツは練習だとハマっている。フリップは最近跳べたばかり。調子良い時と悪い時が激しい」。今季は普段から曲かけ練習を何度も通すなど工夫を重ね、技術、体力とも向上したという。
 同年代の鍵山優真(オリエンタルバイオ)にも刺激を受け、初の五輪シーズンに挑む。「少しでも優真に追いつけるように努力したい」とし「初の五輪シーズンで楽しみな部分もある」と成長を期した。

 今年のジャパン・オープンは国内選手による2チーム対抗戦。各チーム男女3人ずつのチームレッド、チームブルーに分かれ、フリーの合計点で競う。

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