鍵山優真はSP94・51点「スッキリした」8月に右手骨挫傷も

2021年10月01日 20:09

フィギュアスケート

鍵山優真はSP94・51点「スッキリした」8月に右手骨挫傷も
今年8月のげんさんサマーカップ2021の男子SPの演技をする鍵山優真(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート関東選手権第1日 ( 2021年10月1日    アクアリンクちば )】 男子で昨季の世界選手権銀メダリスト、鍵山優真(オリエンタルバイオ)が、ショートプログラム(SP)で94・51点をマークして首位発進した。
 冒頭の4回転サルコーはバランスを崩したが、トーループの4―3回転、トリプルアクセルはクリーンに決めた。

 今季初戦となった8月中旬、げんさんサマーカップはサルコー、トーループと4回転でミスが出て72・41点にとどまったため、この日は「スッキリした気持ち。げんさんは失敗しない考えでやっていたけど、今回は攻める、強い気持ちでやれた」と笑った。

 げんさん直前、4回転ルッツの練習で右手を負傷。げんさんは病院に行かずに出場したが、試合後に病院に行くと「骨挫傷」と診断されたという。そこから2週間は患部にギプスをつけてスケーティング中心の練習だったが、今大会では納得の演技を披露した。

 2日のフリーでは冒頭に4回転ループを跳ぶ予定。サルコー、2度のトーループと合わせて4回転は3種4本の構成になる。「ループはそこまで調整が間に合わなかった部分あるので、ループ以外のできることをまとめるように頑張りたい」と意気込んだ。
 

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