NBAのワクチン接種率は95% 未接種選手への制限増加で開幕前に上昇

2021年10月01日 10:50

バスケット

NBAのワクチン接種率は95% 未接種選手への制限増加で開幕前に上昇
ワクチン接種の有無を明らかにしていないネッツのアービング(AP) Photo By AP
 NBAは19日の開幕を前にして全30チームがすでにトレーニング・キャンプに突入しているが、AP通信がリーグ関係者の話として、キャンプに参加している約600人の選手のうち、95%が新型コロナウイルスのワクチン接種を少なくとも1回の受けたことが明らかになった。AP通信は前週まで90%としていたがこれが5ポイント上昇した形。未接種の選手は1チームにつき平均で1人にとどまっているという計算になる。
 NBAが定める今季の新型コロナウイルスの感染防止規定(プロトコル)ではワクチン未接種の選手には数多くの行動制限を設定。接種を受けていない選手はチームメートやスタッフと同じ部屋で食事をすることはできず、すべての練習、試合、遠征の際に必ず検査が必要。またホームタウンでは子どもの学校への送迎や買い物といった行動以外で自宅以外の場所に行くことはできず、ロードでも滞在場所は宿泊しているホテルに限定される。また6フィート(1・8メートル)のソーシャル・ディスタンスをキープした上でマスク着用が常時必要となり、これらの制限が加わることから、接種率が開幕目前で上昇したと見られている。

 なお現時点で接種の有無を明らかにしていない主力選手としては、ネッツのカイリー・アービング(29)とウォリアーズのアンドリュー・ウィギンス(26)の2人が挙げられている。

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