ヘッドとグリップでウエイト調整 飛びと振りやすさを両立したオノフの1W

2021年10月01日 05:30

ゴルフ

ヘッドとグリップでウエイト調整 飛びと振りやすさを両立したオノフの1W
「ONOFF KURO」1Wを手にする二木ゴルフ田園調布店の村上颯一郎さん Photo By スポニチ
グローブライドは、「オノフ」ブランドより「ONOFF KURO」 シリーズの1W、FW、UT、アイアンを新発売した。中でも、「重ヘッド」と「クロス バランス テクノロジー」により飛びと振りやすさを両立した1Wは注目を集めている。人気の秘密を二木ゴルフ田園調布店の村上颯一郎氏に聞いた。
 新しいKUROシリーズ1Wの最大の特徴は「重ヘッド」×「クロス バランス テクノロジー」だ。前作でも重さを調整できるウエイトスクリューがヘッドに搭載されていたが、今回はグリップにも装着できる設計に。さらに重くなったヘッドのソール3箇所とグリップエンドをクロスして重量を調整することで、それぞれに最適なバランスが得られるようになった。

 その効果について、村上氏は「重たいヘッドはインパクトが重たくなるので距離や初速につながりますが、ヘッドを重たくするだけだと振りづらくなってしまいます。それを振りやすくするために、グリップ側のウエイトを変えられるようになっています。画期的な1Wです」と語る。

 興味深いテクノロジーは大きな反響を呼んでいる。二木ゴルフ田園調布店では発売前から「試打したい」という声が多く寄せられ、発売後も「売れ行きは好調」という状況だ。

 標準のウエイト設計自体がバランスよくなっているため、そのままでいい球が出るゴルファーも多いというが、田園調布店ではもう少しヘッドの重さを調整した方が振りやすいという人には球筋を見ながら1グラム単位で微調整していく。村上氏は「ウエイトを変えることで球筋にデータが反映されるので、お客さまも納得していただけます。スライスが出るというお客さまでも、ウエイトを変えることによって、つかまったフェードボールにしてあげることはできます。それだけで飛距離は変わってくると思います」と説明した。

 FW(3W、5W)とUT(U3~U5)のソールにもウエイトスクリューが搭載されており、FWは2箇所、UTは1箇所。重さの違うウエイトスクリューに替えることで弾道と振りやすさをカスタムできる。村上氏はUTの特性について「よりアイアンっぽく打てるように抜けのいいヘッド構造。スピン量もしっかり入ってくれるので、グリーンを狙ってもしっかり止まってくれます」と語った。

 調整できる箇所が多くなったことで、幅広いゴルファーに対応できるクラブとなった新モデル。「100を切れるぐらいのお客さまでも使いやすさをしっかり出していけるクラブになっているので、もう少しレベルアップしたいなというお客さまにはオススメです」。重さを替えればゴルフも変わる。自分好みに仕上げたKUROでスコアアップを狙おう。


 ○…二木ゴルフ田園調布店は今年3月、店内に「ONOFF LABOSHOP PREMIUM」をオープンした。オノフの世界観をそのまま表現しており、全国では東京・南町田店、大阪・箕面店の3店舗だけとなっている。クラブに加え、キャディバッグ、アクセサリーなどを取りそろえ、田園調布店ではオンラインショップ限定商品も購入できるようになっている。村上氏は「全国的に見ても商品数は圧倒的に多いと思います」と語った。今後はアパレルも展開する予定。全国3店舗ともオノフアイテムについて詳しい「オノフクラブアドバイザー」が在籍しており、オノフのクラブを購入したい方にはぜひ足を運んでほしい。

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