宇野昌磨「たとえ打ちのめされても」4回転4種5本に挑戦へ ジャパンJO公式練習

2021年10月01日 16:31

フィギュアスケート

宇野昌磨「たとえ打ちのめされても」4回転4種5本に挑戦へ ジャパンJO公式練習
<ジャパンオープン2021公式練習>笑顔で練習する宇野昌磨(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 フィギュアスケートの本格的なシーズン到来を告げる「ジャパン・オープン」の前日練習が1日、会場のさいたまスーパーアリーナで行われ、男子で18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は4回転ジャンプ4種5本の高難度構成に挑戦することを明言した。
 この日のフリー「ボレロ」の曲掛けでは回転の抜けるジャンプが多かったが、単発ではループ、フリップ、サルコー、トーループの4回転4種類を着氷。「たとえ失敗しようとも1シーズン通してこのプログラムを完成させたい、世界のトップと戦える選手に。例えどれだけ失敗して打ちのめされてもこれをやりたい」と挑戦の姿勢を貫く覚悟を示した。

 今大会は22年北京五輪シーズン初戦となる。「今までのような失敗を恐れる自分でなく、1つの成功を目指してひたむきにどれだけミスしてもやり続ける自分でいたい」と決意を込めた。大会後に練習拠点のスイスに戻り、グランプリシリーズに向けて調整をしていくという。

 今年のジャパン・オープンは国内選手による2チーム対抗戦。各チーム男女3人ずつのチームレッド、チームブルーに分かれ、フリーの合計点で競う。

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