ウィザーズが28点差で快勝 ホームでは5戦4勝 ラプターズは1点差で敗れて6連勝を逃す

2021年11月06日 11:12

バスケット

ウィザーズが28点差で快勝 ホームでは5戦4勝 ラプターズは1点差で敗れて6連勝を逃す
グリズリーズのウィリアムスをマークするウィザーズのビール(AP) Photo By AP
 八村塁(23)がまだ合流していないウィザーズは5日、地元ワシントンDCでグリズリーズを115―87(前半60―47)で退けて6勝3敗。ホームでは今季4勝1敗とした。
 ブラドリー・ビール(28)が17得点と7アシスト、ベンチから出たモントレズ・ハレル(27)がともにチーム最多のとなる18得点と8リバウンドをマーク。先発5人を含む7人が2ケタ得点を記録して3試合ぶりに白星を挙げた。28点差の勝利は今季最大。チーム・リバウンド本数で53―38、ペイント内の得点では66―48と圧倒した。

 グリズリーズは5勝4敗。平均27・0得点(リーグ4位)だったジャー・モラント(22)は今季自己最少の11得点にとどまり、3連勝はならなかった。

 一方、パスカル・シアカム(27)と渡辺雄太(27)がまだ復帰していないラプターズは、地元トロント(カナダ)でキャバリアーズに101―102(前半57―48)で競り負けて6勝4敗。第3Qの3分すぎに15点をリードしていたが、101―100で迎えた第4Qの残り4・8秒、ダリアス・ガーランド(21)にフリースローを2本決められて逆転され、この日23得点を挙げていたOG・アヌノビー(24)が最後のオフェンスで放ったシュートはリングに嫌われた。親指を痛めていた新人のスコッティー・バーンズ(20)は3試合ぶりに復帰して14得点と9リバウンド。しかし残り24秒からの最後のディフェンスで守り切ることができず、トロントでは2勝4敗となった。

 キャバリアーズは6勝4敗。ガーランドがチーム最多の21得点、ドラフト全体3番目に指名された新人センターのエバン・モーブリー(20)が18得点をマークして3連勝を飾った。

 昨季王者のバックスは地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)でニックスに98―113(前半63―56)で敗れて4勝5敗。東京五輪の米国代表だったクリス・ミドルトン(30)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示して戦列を離れ、ファイナルでMVPとなったヤニス・アデトクンボ(26)が25得点を挙げたもののホームでは今季1勝4敗と苦戦が続いている。

 ニックスは6勝3敗。ジュリアス・ランドル(26)が32得点と12リバウンドを稼ぎ、ロードでは今季5戦で4勝目を挙げて3試合ぶりに白星をものにした。

 東地区優勝候補の一角、ネッツはピストンズを96―90(前半39―39)で下して6勝3敗。ケビン・デュラント(33)が29得点と10リバウンド、ジェームズ・ハーデン(32)が13得点、10リバウンド、10アシストで今季2度目のトリプルダブルを達成して4連勝を飾っている。

 ピストンズは1勝8敗。ドラフト全体トップで指名された198センチのポイントガード、ケイド・カニングハム(20)がチーム最多の17得点を記録したものの、今季2度目の4連敗を喫した。

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