松元克央が優勝 東京五輪でまさかの予選敗退から復活への足がかり 男子200メートル自由形決勝

2021年11月06日 16:37

競泳

松元克央が優勝 東京五輪でまさかの予選敗退から復活への足がかり 男子200メートル自由形決勝
競泳の松元克央 Photo By スポニチ
 【競泳日本社会人選手権第1日 男子200メートル自由形決勝 ( 2021年11月6日    日環アリーナ栃木 )】 男子200メートル自由形決勝は東京五輪日本代表の松元克央(24=セントラルスポーツ)が1分47秒55で制した。
 マンネリ打破へ、普段とは違う工夫を凝らしたレースを見せた。前半の100メートルを5番手でターンすると、一気に加速。100~150メートルでトップに立った。前半から飛ばして後半耐える本来のスタイルを一変させ「ずっと五輪で金メダルという1つのものを見ていたので、200メートルのレース自体に苦しい気持ちがある。その中でいかに楽しむか。後半上げる展開をたまにやるのも気分転換になる。200メートル自由形だけど、違う種目をやっているような」と振り返った。

 東京五輪では金メダル候補に挙がりながら、まさかの予選敗退。19年世界選手権で銀メダルを獲得したものの、世界舞台での経験は豊富とはいえず「海外の選手がいると“速そうだな”と弱気になってしまう」とメンタル面の問題も影響した。12月の世界短水路選手権は日本選手団の派遣が見送れたが、個人参加することが決まっており「海外の選手にボコボコにされたら“ヤバい、また勝ちたい”と思う気持ちが出る。海外の選手にボコボコにされるのも大事だし、勝つ喜びを感じることも大事。世界水泳の不安要素をなくすカギになる大会」と来年5月の世界選手権福岡大会の予行演習と位置付けた。

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