フェンシング屋外決勝でハプニング、日差しの影響で試合中断

2021年11月06日 12:17

フェンシング

フェンシング屋外決勝でハプニング、日差しの影響で試合中断
<全日本フェンシング選手権大会>女子エペ決勝、まぶしそうに日差しの方を見つめる佐藤(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【フェンシング全日本選手権 ( 2021年11月6日    東京・六本木ヒルズアリーナ )】 史上初の屋外開催で、まさかのハプニングだ。
 東京五輪代表の佐藤希望(大垣共立銀行)と原田紗希(慶大)が対戦した女子エペ決勝。開始30秒で、佐藤が太陽の日差しを気にして試合が中断した。

 佐藤のマスクに黒のテープを貼るという応急処置で乗り切ろうとしたが、うまくいかず。スタッフが慌ててピストの位置をずらし、約5分後に試合は再開された。ただ、その後も会場の大型スクリーンのタイマーや得点表示が正常に作動せず再び中断。トラブル続出の一戦は佐藤が15―8で制し、2年連続7度目の優勝を飾った。

 佐藤は試合後「最初まぶしくて、マスクの中が真っ白で見えなかった。大会側の人が対応してくれて、その後は室内のように見えて戦えた。感謝しています」とコメントした。

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