ラプターズの渡辺が9試合連続で3Pを成功 3Qに34秒間で2発 今季3回目の2ケタ得点

2021年12月19日 11:48

バスケット

ラプターズの渡辺が9試合連続で3Pを成功 3Qに34秒間で2発 今季3回目の2ケタ得点
ファンの祝福を受けてロッカールームに引き揚げるラプターズの渡辺(AP) Photo By AP
 東地区全体11位のラプターズは18日、地元トロント(カナダ)で西地区全体1位ながらべテランの5選手を休養させたウォリアーズと対戦。一度もリードを許すことなく、119―100(前半63―42)で勝利を収めて今季の成績を14勝15敗とした。
 フレッド・バンブリート(27)が27得点と12アシストをマークすれば、ドラフト全体4番目に指名された新人のスコッティー・バーンズ(20)も21得点。股関節の故障から14試合ぶりに復帰したOG・アヌノビー(24)は28分の出場で7得点を記録し、ホームでは今季7勝9敗となった。

 渡辺雄太(27)は前半、フリースロー1本による1得点のみだったが、第3Qの残り1分37秒に左サイド、その34秒後には左のコーナーから連続で3点シュートを成功。第4Qの5分4秒にはマラカイ・フリン(23)のアシストを受けて右サイドからインサイドに飛び込み左手で豪快なダンクも披露した。残り1分11秒には正面からドライブしてレイアップを決めて今季自己最多に並ぶ12得点。この日は21分の出場で4リバウンド、2スティール、1ブロックショットを稼ぎ、2ケタ得点は今季3回目となった。

 渡辺は9試合連続で3点シュートを成功。昨季の8試合を上回って自己最長となった。今季は39本中14本を決め成功率は35・9%。ただしフリースローは6本中3本を失敗しており、昨季82・8%だった成功率は52・9%にとどまっている。

 なおトロントを含むカナダのオンタリオ州ではイベントでの収容人数を50%に制限。この日ラプターズの本拠地「スコティアバンク・アリーナ」に詰めかけたファンは7988人だった。

 ウォリアーズの連勝は3で止まって24勝6敗。ロード5連戦の最終戦では3点シュートの歴代最多記録を樹立したステフィン・カリー(33)のほか、アンドリュー・ウィギンス(26)、ドレイモンド・グリーン(31)、アンドレ・イグダーラ(37)、オットー・ポーターJR(28)の5選手が欠場し、最大では30点差をつけられた。

 ケビン・デュラント(33)ら9選手が新型コロナウイルス感染防止規定の健康安全プロトコルの対象となったネッツは、地元ブルックリン(ニューヨーク州)で7連敗中のマジックと対戦。キャム・トーマス(20)、ケスラー・エドワーズ(21)、デビッド・デュークJR(22)の新人3人を先発で起用せざるをえない状況の中での試合となったが、93―100(前半44―50)で敗れて21勝9敗。パティー・ミルズ(33)が23得点を稼いだもののチームの連勝は4で止まった。

 マジックは6勝25敗。ロードでは今季19戦で4勝目を挙げた。

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