国内女子ゴルフ「GMOが来季の主催辞退を表明 熊谷代表「心から残念です」

2021年12月19日 22:01

ゴルフ

国内女子ゴルフ「GMOが来季の主催辞退を表明 熊谷代表「心から残念です」
今年の大会を制した若林舞衣子 Photo By スポニチ
 今年7月の国内女子ゴルフツアー「GMO&サマンサ・カップ」を主催したGMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏(58)が19日、来季主催から降りることを明らかにした。自身のツイッターにて「来年の主催は正式に辞退しました。今年は賞金総額1億円、来年は2億円で申込していました。2023年は女子ツアー最高額の3億円で主催し、結果としてTV&ネット視聴率も最高にするつもりだったので心から残念です」などとつづった。
 同氏によると来季も開催を申し込んでいたが、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)側が22年度以降、インターネットは有料配信しか認めない方針であることから撤退を決断。今年7月の同大会では試合の模様をテレビ放送に加えてYouTubeで無料配信し、311万回の再生回数があったという。また、テレビ平均視聴人数は2日間合計で425万人だったとし、「YouTubeで無料放送できないと視聴者約半減です」と明かした。

 同氏は以前より「インターネットの無料を禁止し、有料だけにしたらファンが減るだけ」と訴えていた。来年の主催辞退を明かした後のツイートでは「ここから先は独り言だけど…」とした上で、「テレビ視聴率が下がり続けてる状況で、インターネットを有料だけにしてたら、子どもたちはどうやってそのスポーツを見たら良いのかな?女子プロゴルフ協会は、歴史的に誤った判断をしていると思う」と思いを吐露した。

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