小平 現役続行宣言、35歳が決断「もう一度自分の体を取り戻して氷に立ちたい」
2022年03月15日 05:30
スピードスケート
この日は500メートルは5位。続く1000メートルは終盤の失速で6位に終わった。1月中旬に右足首を捻挫。十分な練習を積めず、2月の北京五輪は連覇を狙った500メートルが17位、前回銀メダルの1000メートルも10位に沈んだ。ケガの影響でスタートが決まらず、シーズン終盤は苦戦したが、今季W杯500メートルは10レース中7回表彰台に上がり、種目別総合2位。1000メートルも種目別総合3位に入り「500も1000もシーズンを通して高いレベルで戦えた。誇りに思いたい」と胸を張った。
開催地オランダは過去に拠点を置いた「第二の故郷」。熱狂的な観客が聖地のリンクを囲み「疲れよりも凄く気持ち良く滑れた」と晴れやかな表情を浮かべた。500メートルで国内外で37連勝した18年平昌五輪前後のような圧倒的な強さはないが「スケートが大好き」の気持ちには全く衰えがない。カーブの技術やレースに向けた準備、振る舞いなど後進に伝えられることはまだまだ多い。35歳の大ベテランの決断は日本スケート界にとっても明るい材料となる。
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