尾車親方 熱く訴えた「未経験、運動神経が悪い、体形も相撲に向いていない者が大関になれた」

2022年03月22日 05:30

相撲

尾車親方 熱く訴えた「未経験、運動神経が悪い、体形も相撲に向いていない者が大関になれた」
定年会見を行う尾車親方(日本相撲協会提供) Photo By 提供写真
 【大相撲春場所9日目 ( 2022年3月21日    エディオンアリーナ大阪 )】 4月26日に65歳で日本相撲協会の定年を迎える尾車親方(元大関・琴風)が21日、オンラインで記者会見し、「僕みたいな未経験、運動神経が悪い、体形も相撲に向いていない者が大関になれた。賜杯を抱くことだって誰でも夢じゃない」と熱く訴え、14歳での佐渡ケ嶽部屋入門から波瀾(はらん)万丈だった51年間を振り返った。
 関脇昇進後に左膝の大ケガで幕下まで転落したがはい上がり、がぶり寄りを武器に大関昇進と2度の優勝を果たした。28歳で引退してからは後進の育成に励み、理事も5期10年務めて不祥事対応などにも当たった。定年後も再雇用制度で協会に残る意向。

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