ウィザーズがリーグ全体最下位のロケッツに逆転負け 23点リードを守れず 八村は16得点

2022年03月22日 11:25

バスケット

ウィザーズがリーグ全体最下位のロケッツに逆転負け 23点リードを守れず 八村は16得点
ロケッツ戦の第2Qにダンクを決めるウィザーズの八村(AP) Photo By AP
 NBA東地区全体11位のウィザーズは21日、敵地ヒューストン(テキサス州)でリーグ全体最下位のロケッツと対戦したが、97―115(前半63―51)で敗れて30勝41敗。ロードでは12勝23敗となった。第2Qの4分すぎに最大23点をリードしながら、後半で失速。第4Qの開始早々から連続12失点を許して逆転負けを喫した。
 八村塁(24)は右膝を痛めたカイル・クーズマ(26)に代わって2試合連続で先発。第1Qには2本の3点シュートを含め、放った4本のフィールドゴール(FG)をすべて決めて10得点をマークし、試合開始からわずか6分4秒で8試合連続の2ケタ得点(今季19回目)を記録して前半を14得点で折り返した。

 しかし後半は2得点どまり。ウィザーズは83―80で迎えた第4Qの開始48秒、3点シュートを試みたロケッツのデニス・シュルーダー(28)に対してイシュ・スミス(33)が着地地点に足を踏み入れる危険行為を犯したために「フレイグラント1」を宣告され、シュルーダーにフリースローを3点シュートをすべて決められて同点にされると、このあと2019年から2シーズン、ウィザーズに在籍したギャリソン・マシューズ(25)に3点シュートを決められて初めてリードを許した。

 このクオーターのスコアは14―35。3点シュートの成功は29本中6本と低調で(成功率20・7%)、39本中20本を決めたロケッツ(成功率51・3%)とは対照的だった。

 19日のレイカーズ戦で27得点を稼いだクリスタプス・ポルジンギス(26)は22得点と13リバウンド、6ブロックショットをマーク。八村は結局29分の出場でFGを13本中7本成功(うち3点シュートは5本中2本)成功させて16得点と8リバウンド、2アシストを記録したが、後半のスコアは34―64と大差をつけられた。なお今季の平均得点は10・2、3点シュートの成功率は48・1%となっている。

 ロケッツは連敗を5でくい止めて18勝54敗。センターのクリスチャン・ウッド(26)が3点シュートを9本中8本成功させて自己最多の39得点をたたき出して勝利に貢献した。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場7分19秒=10得点)
(1)27秒・左サイドから3点シュート=○(アシスト・ネト)
(2)1分57秒・ポルジンギスのスクリーンを利用して右サイドから正面にドライブ。左手でフックシュート=○
(3)2分41秒・オフェンスリバウンドからターンアラウンドでシュート=○
(4)6分4秒・右サイドから3点シュート=○(アシスト・コールドウェルポープ)
 ▼第2Q(出場6分17秒=4得点)
(5)6分40秒・正面から3点シュート=×
(6)8分38秒=左サイドからのパワープレーで右手でフック=×
(7)9分42秒・左エルボー付近でジャンプシュート=○(アシスト・ネト)
(8)10分34秒・速攻から両手でダンク=○(アシスト・ネト)
 ▼第3Q(出場8分5秒=2得点)
(9)20秒・オフェンスリバウンドからジャンプシュート=×
(10)1分12秒・ペイント内でポルジンギスからのパスを受けてゴール下=○(アシスト・ポルジンギス)
(11)4分37秒・左サイドから3点シュート=×
(12)右サイドでプルアップからジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場7分40秒=無得点)
(13)5分53秒・左サイドから3点シュート=×

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