体操・畠田瞳が現役引退を発表「感謝しかありません」 4月の全日本選手権でラスト演技

2022年03月22日 17:16

体操

体操・畠田瞳が現役引退を発表「感謝しかありません」 4月の全日本選手権でラスト演技
畠田瞳 Photo By 代表撮影
 東京五輪の体操女子日本代表の畠田瞳(21=セントラルスポーツ)が22日に自身のインスタグラムを更新。現役引退を発表した。
 「畠田瞳から皆様にご報告があります」とはじめ、「この度、私は4月の全日本体操個人総合選手権をもって現役の選手を引退するという、人生のひとつの区切りを付けさせていただくことになりました」と現役引退を発表した。

 理由については「近年、新型コロナウィルス感染拡大によって様々な大会や遠征が中止、延期になるなどこの先の見通しがつかない状態でのモチベーションを保つのが難しいことと、昨年の世界選手権での怪我が重なりこのような決断に至りました」と説明。「私は競技生活の中で様々な経験をすることが出来ました。体操を始めた時には想像もしていなかった素晴らしい経験ができたのはたくさんの方々のサポートのおかげであり感謝しかありません」と感謝の言葉を記した。

 続けて「またこのような様々な経験、素晴らしい景色を見ることができたのは母の指導のおかげであり、家族の支えがなければ不可能だったと思います」と投稿。1カ月後の全日本選手権が最後の演技になるといい、「怪我がまだ完全には回復していない為、全種目出場とはなりませんが今できる最大限の演技で皆様に少しでも恩返しができるように頑張りたいと思います。温かく見守っていただけると嬉しいです。そして楽しみにしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします!」と意気込んだ。

 畠田は、昨年10月に行われた体操世界選手権で、練習中に首を痛めて棄権していた。

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