荒篤山“同郷”高安の胸を借りてぶつかり稽古「立ち合いとか体の使い方とか教えてもらいました」

2022年06月18日 15:42

相撲

荒篤山“同郷”高安の胸を借りてぶつかり稽古「立ち合いとか体の使い方とか教えてもらいました」
関取衆の申し合い稽古に参加した荒篤山(左端)=代表撮影 Photo By 代表撮影
 荒汐部屋が大相撲名古屋場所(7月10日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に向けた稽古を報道陣に公開した。関脇・阿炎(28=錣山部屋)、幕内・霧馬山(26=陸奥部屋)、幕内・高安(32=田子ノ浦部屋)が出稽古に訪れ、荒汐部屋の若隆景(27)、若元春(28)、荒篤山(28)を含め計6人の関取による熱のこもった申し合い稽古が展開された。
 荒篤山は元十両の王輝(26=錣山部屋)ら幕下以下の力士と8番取ってから霧馬山と2番取った。「もっと上で稽古できたらいいんですけど、なかなか勝てないので」と幕内上位の実力者との力の差を痛感。最後は高安の重い胸を借りてぶつかり稽古で汗を流した。

 母がフィリピン人のハーフという共通点のある高安とは「巡業であいさつしたりフィリピン語で話したり」と幕下時代から親交があった。この日は稽古後にアドバイスをもらう場面も。「立ち合い強く当たることとか体の使い方とか、いろいろと教えてもらいました」。自身の課題と認識している立ち合いについて教わり感謝を示した。

 この日の申し合いで肌を合わせることはなく、「やりたかったですね。終わってから『今日来なかったね』と言われて…」と少し悔しそう。今後の稽古でまた胸を借り、本場所で対戦できる地位まで番付を上げることを見据えた。

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