ラグビー日本代表初の新国立マッチで高校生が国歌演奏の大役 群馬・東農大二高
2022年07月09日 14:54
ラグビー
全国大会でさいたまスーパーアリーナや大阪城ホールでの演奏経験がある同部も、5万人を超える観衆の中での演奏は初めて。副部長の大竹陽依(ひより、3年)さんも「高校生活の中で一度体験できるかどうかも分からないチャンス。緊張すると思う」と話していたが、本番ではフランス国歌、日本国歌と、164人の部員の中から「し烈な争い」(樋口さん)を勝ち抜いた3、2年生を中心とする40人が、堂々たる演奏を響かせた。
須田さんや大竹さんが入学したのは、新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るい始めた直後の20年4月。ずっとコロナ下で、高校生活を過ごしてきた。
須田さん「学校もリモート授業で、新しい人との出会い、接触がなかった。高校生活は思っていたものと違い、コロナが明けた時に友達ができるか不安があったが、少し落ち着いてきて、友達もできた。(マスクをしていると)笑顔が見えない。相手の気持ちを読み取ったりするのが難しくて、ぎくしゃくする部分があった。ただルールをも守って、部活や勉強に励むことはできた。乗り越えて、楽しい学校生活にできた」
大竹さん「演奏する機会が減って、発表の場があっても無観客だったりした。満席の拍手をもらうことが少なかったのは寂しかった。このような企画でたくさんのお客さんに聴いてもらえるのが、本当に貴重でありがたいこと」
スポーツに高校3年間をささげる生徒と同様に、吹奏楽に青春をささげてきた須田さんや大竹さん。全国大会(花園)に出場25回、群馬県勢最高の準優勝(93年度)の実績を誇る同校ラグビー部にも、エールを贈る演奏となった。
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