松岡修造氏おいの辻が代表デビュー「もっと強みを出す場面をつくる」

2022年07月09日 23:54

ラグビー

松岡修造氏おいの辻が代表デビュー「もっと強みを出す場面をつくる」
<日本・フランス>途中出場で初キャップを獲得した辻(中央)(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2022最終戦   日本15―20フランス ( 2022年7月9日    東京・国立競技場 )】 世界ランキング10位の日本は、同3位の欧州王者フランスに15―20で敗れた。後半27分から出場したロック辻雄康(26=東京SG)が、記念すべき代表初キャップを獲得した。
 2点差に迫られている状況で登場した辻。劣勢の中で攻撃の機会は少なく、自慢のフィジカルを生かす場面も少なかった。試合も逆転負け。「初出場はうれしいが、コンタクトのシチュエーションが少なかった。もっと強みを出す場面をつくらないといけない」と反省した。

 リーグワンでの活躍が認められ、6月から日本代表の実質2軍に当たるナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)に加わり合宿に参加。ウルグアイとのテストマッチ初戦1週間前に行われた慈善試合でのパフォーマンスが認められ、翌日から正規の日本代表に昇格を果たした。「いろんな人と練習して学んだ。もっと見習わないと」と刺激を受け続けた3週間。出場は13分間にとどまったが、大きな第一歩を踏み出した。

 叔父に元プロテニス選手の松岡修造氏を持つ26歳。来年にはW杯フランス大会が控えるが、「W杯も目指すが、まずは試合や練習で、自分のマインドセットを整えたい」と足元を見つめた辻。じっくりと一歩ずつ、世界で活躍した尊敬する叔父の背中へ近づいていく。

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