坂手主将「もう一歩。その一歩が凄く大きい」欧州王者フランスとの差を実感

2022年07月10日 01:02

ラグビー

坂手主将「もう一歩。その一歩が凄く大きい」欧州王者フランスとの差を実感
<日本・フランス>後半、堀江(右)と交代する坂手(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2022最終戦   日本15―20フランス ( 2022年7月9日    東京・国立競技場 )】 世界ランキング10位の日本は、同3位の欧州王者フランスに15―20で敗れた。今夏の代表活動で初めて主将の重責を担ったフッカー坂手淳史(29=埼玉)は、「悔しい。前日から特別な日になる、特別な日にしようと言ってきた。本当に勝ちたかった。ここぞの集中力、スコアにつなげるところが少し足りなかった」と唇をかんだ。
 前半は15―7とリードして折り返したが、後半は決定機でミスが相次ぎ無得点。逆に少ないチャンスを確実にものにしたフランスの底力を見せつけられる形となった。ノックオンやタップミスなど、逸機した理由はさまざまだが、「最後は遂行力で足りない部分があった。もう一歩。(でも)その一歩が凄く大きい。ティア1に勝つためには、もっとそこを追求しないといけないと改めて思った」と振り返った。

 16年以降、日本が世界最上位グループのティア1相手に10点差以内の敗戦を喫したのは、これが7試合目。1トライ1ゴールで追いつける7点差以内に限っても、4試合目となった。超えられそうで、なかなか超えられない、高く分厚い壁。坂手を先頭に、秋こそ壁の向こう側の世界へ飛び出す。

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