【バドミントン】桃田賢斗、2回戦敗退に「復活したい気持ちが強くて…ミスを恐れて縮こまった」
2022年08月24日 21:35
バドミントン
「一つ一つのショットに対してラケットを振り切れなかった。ミスを恐れてちょっと縮こまってしまったのが敗因。途中でそれを分かったにもかかわらず実践できなかった気持ちの弱さが悔しい気持ちでいっぱい」
――我慢比べになると言っていたが。
「体育館が広いので、前半で攻めた時にカウンターを何回か食らった場面でフルスイングで決めに行くショットは有効ではないと思ってから、クリア、ロビング1つにしろ気持ちを押すことができなかった。その分、相手もどんどん前に来て自分もプレッシャーを感じてしまった」
――ネット際のヘアピンなどミスもあった。
「途中までは足を動かして打ちにいこうと思っていたんですけど、もっと相手を動かしたい、疲れさせたいと思えば思うほど、ネットにシャトルがショートしてしまった」
――攻撃はがむしゃらいけなかったのか。
「攻めというより、他の1つ1つのショットで攻撃的なショットを増やしていこうっていう。スマッシュだけが攻撃だと思っていない。スマッシュも自分の持ち味ではないと思うので、まずそこを決めるというより、もっともっとプレッシャーを与えたいと思ったんですけど、それを実行できなかったのが自分の力不足。相手どうこうよりも実践する勇気と精度の低さだと思います。1点がほしい、負けたくないという気持ちから大事にいきすぎた」
――状態に不安はなかったか。
「アップから体が動いていた。練習も感覚も良かったんですけど。本番の緊張感のなかでどれだけ自分のプレーを練習通りする難しさを改めて痛感しました。(それは優勝を経験していても)難しい。うまくいっている時は何してもうまくいっていると思うんですけど、うまくいかなくなりだした時にどう打開していくかっていうのがまだまだ難しいところかなと思います。
――気持ちの入った大会で2回戦敗退。
「結果については悔しいの一言です」
――もう一度、世界一に返り咲く自信は。
「日本で世界バドミントン開催されることについて、ここで復活したい気持ちが本当に強くて。自分の中でも本気で取り組んできたんですけど、こんな結果になってしまったのは本当に悔しい。また今後についてはいったん気持ちを落ち着かせて考えたい」
――タイトルが獲れていない。
「タイトルを獲るっていうのは、昔の自分が簡単に獲りすぎていて…。タイトル獲るのが当然になっていたんですけど。そこは本当に難しく、一生トライしても一回も獲れない人もいると思いますし。タイトル獲れないなっていう安易な考えは一切ないです」
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