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本多 男子200バタフライ貫禄V3、五輪メダリストの実力見せつけた

2022年08月30日 05:30

競泳

本多 男子200バタフライ貫禄V3、五輪メダリストの実力見せつけた
<競泳日本学生選手権第2日>男子200メートルバタフライ決勝、優勝した本多灯は水面を叩いて喜ぶ(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【競泳 日本学生選手権第2日 ( 2022年8月29日    東京辰巳国際水泳場 )】 男子200メートルバタフライは東京五輪銀メダリストの本多灯(20=日大)が1分54秒06の大会タイ記録で3連覇を飾った。本多が第2泳者として出場した400メートルリレーでは日大が3分16秒69の学生新で連覇を達成。女子100メートル平泳ぎは今井月(るな、22=東洋大)が1分6秒99で3年ぶりに頂点に立った。
 本多が五輪メダリストの実力を見せつけ、早くも2冠を手にした。6月にハンガリーで開催された世界選手権で銅メダルを獲得したが、期間中に新型コロナに感染。本格的に練習を再開したのは今月初旬で、体力的な不安を抱えながら、1日で4レースを泳いで個人で大会タイ、リレーでは学生新と持ち前の“爆発力”を発揮した。「自分の初日を良い形で終われた。体と気持ち、残り2日をやり切りたい。5冠したい」と気炎を上げた。

 《今井3年ぶりV》今井が完全復活への足がかりとなる優勝を飾った。大会記録には届かなかったものの、「また(1分)6秒台を出すことができて光が見えた」と手応えを口にした。16年リオ五輪に出場したが、その後はスランプに陥り、目標だった東京五輪代表から漏れた。「私の大学生活はほとんどが苦しい時間だった。でも、成長する機会を与えてもらった」と振り返る。最後のインカレ。「まだ、こんなに熱くなれるって後輩には伝えたい」と完全燃焼を誓った。

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