JOC山下会長、組織委元理事逮捕に言及「非常に残念」「同じ過ちを繰り返さない」

2022年08月30日 13:02

五輪

JOC山下会長、組織委元理事逮捕に言及「非常に残念」「同じ過ちを繰り返さない」
JOCの山下泰裕会長 Photo By スポニチ
 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(65)は30日、東京都内で定例会見を開き、東京五輪・パラリンピックの大会スポンサー選定などをめぐる受託収賄容疑で大会組織委員会の元理事が逮捕されたことにも言及。「非常に残念。オリンピック、パラリンピック全体のイメージが損なわれてしまったことは事実。大会に向けて懸命に努力を続けたアスリートたち、応援してくださった国民の皆様、支えてくれた関係者を失望させることはあってはならない」と厳しく指摘した。
 札幌市と招致を進めている2030年冬季五輪については、改めて「今のままでは厳しい」との認識を示し、元理事の逮捕によって、さらに五輪そのものへの疑念を抱かれる状況に懸念を示しつつ、「我々にできることは限られているが、透明性、公平性を確保し、今後は同じ過ちを繰り返さない強い覚悟、決意をもってやっていく」と繰り返した。

 9月にIOCのバッハ会長と会談すると一部で報じられたが、山下会長は、札幌市の秋元克広市長とIOC本部を訪問する予定があることを認めた上で、「誰と会うかは調整中で確定はしていない」とした。

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