馬場 来年全米女子OPは最強タッグ、全米女子アマ制したキャディーと再コンビ

2022年08月30日 05:00

ゴルフ

馬場 来年全米女子OPは最強タッグ、全米女子アマ制したキャディーと再コンビ
フランスから帰国しメダルを手に笑顔の(左から)橋本、馬場、上田(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 全米女子アマ覇者の馬場咲希(17=日本ウェルネス高2年)が来年7月の全米女子オープンで米国出身のキャディー、ボー・ブラッシャート氏と再びタッグを組むことが29日、分かった。日本勢37年ぶり制覇となった全米女子アマで披露した“黄金タッグ”の再結成となる。
 来年の全米女子OPは名門ペブルビーチ・リンクスでの開催。馬場が出場権を持つメジャー4大会で一番楽しみにするコースだ。父・哲也さんによれば、ブラッシャート氏は以前、ペブルビーチで働いていた経験もあり、コースを熟知する。馬場は0・7と0・2の視力ながら裸眼でプレーしており、ライン読みなどキャディーに頼るケースが多い。心強い存在となる。

 全米女子アマ後、馬場を取り巻く世界は劇的に変わった。国内外から推薦出場のオファーが殺到。実は先週開催のCP女子オープン(カナダ)からも届いたが、世界アマチュアチーム選手権出場のため辞退。米国の複数名門大学から進学の勧誘も受けており、進路の選択肢の一つに挙げている。

 馬場はこの日、世界アマの行われていたフランスから帰国。米、仏と海外遠征続きで、体重が約10キロ減、飛距離も約20ヤード落ちていたという。今後は日本女子オープンのほか、国内ツアーには推薦で6戦まで出場可能だが、父・哲也さんは「4戦くらいに絞るかも」と体力面を考慮する方針も明かした。

 ▽ペブルビーチ・リンクス 1919年に開場した世界有数のパブリックコース。サンフランシスコから南へ車で約2時間のペブルビーチに位置し、カリフォルニア州モントレー湾を望む絶景が特徴。全米オープンは6度(72、82、92、00、10、19年)開催され、ジャック・ニクラウス、トム・ワトソン、タイガー・ウッズらレジェンドが優勝を飾っている。全米女子オープンは23年が初開催となる。

 《「勉強に」世界アマチーム選手権から帰国》馬場は日本代表としてともに戦った上田、橋本とともに世界アマチュアチーム選手権を終え、帰国した。初めて日の丸を付けてプレーし、ジョーンズ・コーチからパターの指導を受けた。「とても勉強になりました」と笑顔で振り返った。9月1日からは代々木高への転校も正式に決定。今後は9月16日開幕の住友生命レディース東海クラシック、同29日開幕の日本女子オープンに出場する予定となっている。

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