ロシア反ドーピング機関 ワリエワ処分は「機密事項」で公表せず

2022年10月23日 04:00

フィギュアスケート

ロシア反ドーピング機関 ワリエワ処分は「機密事項」で公表せず
フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ Photo By スポニチ
 ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は21日、今年2月の北京五輪でドーピング問題が発覚した同国フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(16)について、処分の有無や聴聞会などを「機密事項」として公表しないと発表。
 当時15歳のワリエワは世界反ドーピング機関(WADA)が規定する、16歳未満の「要保護者」に該当。RUSADAは声明でワリエワを匿名で扱い、「選手の利益を守る」と説明した。WADAのバンカ委員長は9月20日、関係者の聴取が近く行われるとの見通しを示していた。

 ワリエワは北京五輪団体金メダルに貢献した後、昨年12月の検査で禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応が発覚。「要保護者」に該当する状況などを理由に個人の出場を認められたが、4位に終わった。

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