サーフィン五十嵐カノアが凱旋会見「23年はCT王者に集中」

2022年10月27日 14:27

サーフィン

サーフィン五十嵐カノアが凱旋会見「23年はCT王者に集中」
<サーフィン・五十嵐カノア日本凱旋会見>トークする五十嵐カノア(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 サーフィンの東京五輪銀メダリストで、今年9月の世界選手権に相当するワールドゲームズ(WG)を日本人で初めて制した五十嵐カノア(25=木下グループ)が27日、東京都中央区の資生堂グローバルフラッグシップストアで凱旋会見に臨んだ。昨日、拠点のある米カリフォルニア州から帰国したばかりで「ジェットラグ(時差ぼけ)がある」と苦笑いしつつも、「結果のいいシーズンだった。凄く勉強にもなった。来年もまだまだうまくなれると思う」と笑顔で振り返った。
 今年はWG制覇に加えて、日本男子として団体優勝したことで、24年パリ五輪の追加出場枠獲得をけん引。日本人として唯一参戦するプロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)でも過去最高の総合5位に入り、まさに過去最高のシーズンとなった。それでも本人は「まだピークは5年後。10年後かも知れない」とさらなる進化を宣言。来年に向けては「23年はCT王者になることに集中する。そしてパリ五輪への準備をスタートする」と抱負を述べた。

 五十嵐は19年から資生堂のアンバサダーを務め、同社とともに海洋保全活動「SHISEIDO BLUE PROJECT」を推進している。今回の帰国のタイミングに合わせ、通算4度目のビーチクリーン活動を初めて日本で実施予定。「(競技の)結果も大事だが、海を守ることも大事。プロアスリートは世界を良くすることも大事。(活動によって)世界を守るというメッセージも伝えたい」と話した。

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