渋野日向子が自身初の大会連覇へ、調子は「上り調子の入りかけくらい」前日は焼肉でチャージ

2022年10月27日 15:31

ゴルフ

渋野日向子が自身初の大会連覇へ、調子は「上り調子の入りかけくらい」前日は焼肉でチャージ — ＜三菱電機レディース・練習日＞練習ラウンドで笑顔を見せる渋野日向子（撮影・西尾　大助） Photo By スポニチ

　女子ゴルフツアーの樋口久子・三菱電機レディースは28日、埼玉・武蔵丘GC（6650ヤード、パー72）で開幕する。約5カ月ぶりの国内ツアー参戦となる前年覇者の渋野日向子（23＝サントリー）は27日、18ホールを練習ラウンドし、特にグリーン周りからのアプローチを入念に繰り返した。自身初となる大会連覇へ「嫌でも気になる。日本の試合をしっかり楽しんで自分のやりたいプレーを3日間、できるようにがんばりたい」と意気込んだ。

　調子は「上り調子の入りかけくらい」と話す。米ツアーに主戦場を移した今季、前半はコンスタントにトップ10入りも続いたが、その後は予選落ちが続く辛い時期も経験した。自己採点では「55～65点くらい」。シード権の獲得と全英女子オープンでの3位がプス材料という。ここ数試合は渋野自身が「一番いや」という左に引っかけるミスが減ってきたことも成長の1つ。「パーオン率が上がり、ボギーが少なくなった。暗闇から出口が見えた。成長は0・1ミリくらい」と表現した。

　久々の日本。母が作るミートスパゲティも食べ、前日は焼肉でパワーチャージ。「大量に頂きました。牛タン、みの、白せんまい、ハラミに冷麺」とお気に入りだったメニューも列挙した。最終18番で首位に追いつき、プレーオフでイーグルを決めた劇的Vから1年。「2年前のホールインワンして予選落ちというのもあるのでイメージは良いのと悪いのが半々です。体調は大丈夫。ゴルフの状態はいい状態と言ってもいいのかな…と思います」と話していた。　