オールブラックス初撃破へ“予言者”中村亮土「幸太朗には2、3トライしてほしい」ラグビー日本代表

2022年10月28日 13:08

ラグビー

オールブラックス初撃破へ“予言者”中村亮土「幸太朗には2、3トライしてほしい」ラグビー日本代表
<ラグビー日本代表練習>グラウンドに出てくる中村(中央)ら日本代表フィフティーン(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表は28日、あす29日に東京・国立競技場で行われる「リピビタンDチャレンジカップ2022」のニュージーランド戦を控え、会場で前日練習を行った。チームきっての“予言者”で知られるCTB中村亮土(31=東京SG)は、WTB松島幸太朗(29=同)のトライ量産を予言した。
 オールブラックスとの対戦は4年ぶり7度目。前回対戦ではリザーブから途中出場し、翌年のW杯での飛躍につなげた中村は、「一言で言って楽しみ。誰しもが憧れるチームと国立で試合ができる。これまで以上に気合が入る」と言葉に力を込めた。自身は6月に椎間板ヘルニアの手術を受け、今夏の代表活動は参加せず。今月中旬までに行われたオーストラリアA代表との3連戦にはいずれも先発出場し、本調子を取り戻しつつあるだけに「テストマッチでどのくらいできるかを再確認できる」と話した。

 中村が“予言者”としての名を高めたのが、19年W杯開幕戦のロシア戦を2日後に控えた会見のこと。同席した松島を横目に「幸太朗が3トライを取ると言っていたので、有言実行してもらう」と暴露。松島は見事にハットトリックを達成し、その後は中村が松島のトライ数を予告することが恒例となった。

 この日は単独での会見となったが、中村は「(チームとして)アタックが機能してきて、外側でトライを取り切るところを(オーストラリアA代表の)3戦目で見せられた。幸太朗には2、3トライしてほしい」と期待。同時に左ウイングで先発するシオサイア・フィフィタ(花園)にも「決定力があるので、いいボールを運べるように僕らが内側を崩したい」と期待した上でアシストを誓った。

 試合は約6万5000枚のチケットがすでに完売。日本代表が再び世紀の番狂わせを起こす舞台は整っている。「4年前よりチームとしても成長し、ここに立っていることは間違いない。より良いチャレンジがこれまで以上にできると思う」と腕をぶした。

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