日本バドミントン協会 一転!関根会長&銭谷専務理事が引責辞任 組織的隠蔽問題で

2022年10月28日 05:10

バドミントン

日本バドミントン協会 一転!関根会長&銭谷専務理事が引責辞任 組織的隠蔽問題で
日本バドミントン協会の関根会長 Photo By スポニチ
 元職員による組織的隠蔽(いんぺい)が問題となっている日本バドミントン協会は27日、関根義雄会長と銭谷欽治専務理事が11月30日付で引責辞任すると発表した。27日の臨時理事会で決まった。関根会長は注意、銭谷専務理事は厳重注意の処分を受けていた。また、厳重注意の丹藤勇一事務局長も退任する。11月3日に行われる臨時の評議委員会で新体制を決める。
 この問題は元職員が日本代表合宿での選手の負担金や国際大会の賞金など約680万円を横領。東京五輪を控えていることなどを理由に理事たちで穴埋めし、今年3月まで内々に処理していた。第三者委員会の報告書が組織的隠蔽を認定したにもかかわらず、協会独自の処分は厳重注意にとどまった。今月21日に関根会長が釈明会見を行ったが、自身含め幹部の辞任を否定。わずか6日で翻った。

 協会は既に来年度の国からの強化費20%削減が決定。日本オリンピック委員会(JOC)によるガバナンスコード適合性審査の結果次第で強化費ゼロとなる危機に陥っている。JOC関係者は「再発防止に向けてしっかりとしたガバナンス体制を構築することが重要」とした。

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