リーグワン埼玉・ディーンズ監督 NZ戦で「成長度示された試合だった」
2022年10月30日 04:40
ラグビー
日本ラグビーの成長は、トップリーグやリーグワンの強化が代表にも反映されている。(15年W杯以降の)この8年間で選手たちのプロフィルが凄く上がった。戦術的にも肉体的にも明らかに成長していて、世界と対等に戦えるようになってきた。今日はラッキーな面もあったが、過程を見れば成長ぶりが表れているのは確かだ。
試合については完全に良い結果とは言い難く、トライも数本許したが、試合を通じてディフェンスが良く、選手たちのこの一戦に懸ける思いや、仲間を守ろうとする気持ちも見えた。セットプレーから一発でトライを取られたのは残念だったが、やろうとしている組織的なディフェンスは分かった。
個人的に日本のマン・オブ・ザ・マッチを選ぶならディラン(ライリー)かな。これまでの代表戦では自分をなかなか表現できなかったが、できることを示してくれた。山沢の代表での活躍はもちろん予想通り。本人にもそう伝えていた。ゼロから何かを生み出せる選手だ。(埼玉同僚の松田)力也のケガも良くなってきているし、2人が代表の10番を争うのは素晴らしいこと。もう一人若い選手(李)もいるし、日本の10番の選手層が厚くなっている。
来年のW杯へ日本代表はこのまま成長し続けてほしい。(欧州への)ツアーが躍進させてくれる。(1次リーグは)凄くタフなグループだが、今日の試合を見れば分かるように勝てないことはないと感じている。(リーグワン埼玉監督)
◇ロビー・ディーンズ 1959年9月4日生まれ、ニュージーランド・シェビオット出身の63歳。現役時代はFBで同国代表通算5キャップ。指導者に転身し、00年からクルセーダーズを率いてスーパーラグビー優勝5回。01~03年に同国代表コーチ、08~13年はオーストラリア代表監督で11年W杯は3位。14年2月から監督としてパナソニックをトップリーグ優勝3回、埼玉をリーグワン初代王者に導く。
おすすめテーマ
2022年10月30日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
東京五輪金メダルのウルフが準決勝で敗戦 五輪以来1年3カ月ぶり復帰戦 柔道講道館杯
-
馬場咲希 秘蔵ショットで“11年ぶりV”キンクミを祝福「本当にかっこよくて素敵でした」
-
キンクミ 大きな支えとなったハウスキャディーの存在「本当に楽しかった…めっちゃ良いキャディーさん」
-
吉田陽菜が全ジャンプ成功209・44点で西日本V 2位三原舞依 3位三宅咲綺
-
高梨沙羅 試技で着地の際に左足首を痛め欠場、病院には行かず NHK杯ジャンプ大会
-
キンクミ「諦めずにここまで頑張ってきて良かった」11年ぶり“最長ブランク”Vに涙 33歳万感の2勝目
-
【全日本大学女子駅伝】高橋尚子さん「冷静な序盤も後半の伸びも流石」区間賞の不破聖衣来に賛辞
-
キンクミ偉業達成!11年ぶり“最長ブランク”V 33歳、優勝パット後に大粒の涙 2位に2差
-
アメフト関大 立命大との全勝対決を制する RB柳井が逆転TDラン
-
【全日本大学女子駅伝】名城大が史上初6連覇!! 1区から首位譲らず完勝
-
【全日本大学女子駅伝】やっぱり凄い!不破聖衣来、復調途上も区間賞で3人抜き!!
-
フルマラソン2回目の松井美來が初出場V しまだ大井川マラソン
-
男子フルは曽宮道が初V しまだ大井川マラソン
-
【全日本大学女子駅伝】拓大・不破聖衣来 復調途上も力走! 区間賞で3人抜き4位浮上!!
-
渋野日向子68と伸ばし通算3アンダーでフィニッシュ 5カ月ぶり日本参戦「す~ごい帰ってきて良かった」
-
【全日本大学女子駅伝】拓大・不破聖衣来、7位で5区スタート 昨年スーパー区間新の再現なるか
-
ラグビー界の女性監督が初陣白星「よく最後まで頑張っていた」常翔学園が41度目花園へ138点発進
-
11年ぶりVへ!キンクミが単独首位で折り返し、3打差2位に川崎春花ら3選手
-
準Vの17歳・三浦佳生「100点満点。幸せ」靴ひも切れるアクシデントなんの
-
逆転Vの宇野昌磨「“これ”というのが見つかった」課題の連続トーループ成功
-
NZ代表主将が頬骨骨折で離脱 リーチの“宣言”が現実に ラグビー日本・NZ戦一夜明け
-
宇野昌磨が逆転優勝、17歳・三浦佳生は2週連続の準V 日本勢ワンツー
-
ペア“りくりゅう”笑顔の日本勢初GP制覇「日本にとって大きな一歩」自己新で花添えた
-
小松原美里、尊組は166・06点で7位 ギレス、ポワイエ組がV スケートカナダ
-
渡辺倫果がGP初出場で逆転V 「私でいいのかな…」から歓喜のフィニッシュ スケートカナダ
-
横井ゆは菜は178・73点で8位 「ハンガリー狂詩曲」でSP12位から巻き返した
-
ラグビー日本代表、NZ相手に過去最少7点差惜敗 “惨劇”知る指揮官 選手持ち味発揮「誇り」
-
ラグビー日本代表・姫野「満足しない」奮闘1トライ&ジャッカルも厳しい表情
-
砂村光信氏 NZ戦は日本若手育成へ勇気ある途中交代
-
リーグワン埼玉・ディーンズ監督 NZ戦で「成長度示された試合だった」
-
ラグビー日本代表、セットプレーが安定 ラインアウト9本、スクラム1回のマイボール全てキープ
-
NZ・フォスター監督 「最後までプレッシャーかけられた」日本の成長称賛
-
ラグビー日本代表、NZハカに横一列で対抗 姫野「フリゼルが下手だと知っていたので、ずっと見ていた」
-
オールブラックス戦 新国立最多6万5188人観客沸いた
-
キンクミ 11年189日ぶり“最長ブランク”V王手 通算9アンダー単独首位
-
川崎春花、伸ばせず3差2位後退 15番痛恨ダボ「自分のゴルフに幻滅」
-
渋野、まくって予選通過「ホッとしました」高2アマ2人と同組「親目線」
-
岩崎亜久竜“ラッキーボーイ”2差3位 繰り上がり出場24歳が逆転初頂点へ
-
星野、首位返り咲き 「春のイメージに戻りつつある」量産8バーディー
-
高梨沙羅、貫禄の国内3連勝 「今は結果よりも内容」K点ジャンプ一人だけ2本
-
フィギュア西日本選手権 ジュニアフリー女子・島田が優勝 男子は朝賀が制した
-
豊昇龍 博多グルメ心待ち「とんこつラーメン早く食べたい」 11・13九州場所
-
柔道女子・田代、涙の復帰戦V 「やめなくてよかった」オール一本勝ち
-
テニス全日本選手権、女子シングルスは21歳の坂詰が初V 全6戦ストレート勝ち
-
りくりゅう、ペア日本勢初GP制覇へ復活の首位発進 7月に三浦左肩負傷 ゼロからのスタートも不安一蹴
-
17歳・三浦佳生、初タイトルへ男子SP堂々首位 連戦の疲れ感じさせず「凄く体も動いていた」
-
宇野昌磨、課題の4回転トーループからの連続ジャンプでミス「フリーに向けて頑張りたい」
-
3季ぶりGPで紀平梨花が184・33点をマーク 大歓声&オーサ―・コーチ「アメイジング」