1年目フッカー原田 王者埼玉苦しめ「自信が付いた」日本代表入りにも意欲

2022年12月19日 15:08

ラグビー

1年目フッカー原田 王者埼玉苦しめ「自信が付いた」日本代表入りにも意欲
練習前に取材に応じたBL東京の小川高広共同主将(左)と原田衛 Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワンBL東京のフッカー原田衛が19日、東京都府中市の本拠グラウンドで取材に応じ、19―22で敗れた17日の埼玉戦について「開幕戦をターゲットにしていた。フィジカルの部分では自信になった」と振り返った。
 昨年度の慶大主将を務めた原田は今年4月に入団した1年目。入団直後の昨季も2試合に出場し、今季は開幕先発をつかんだ。相手のフロントローは稲垣啓太、坂手淳史、リザーブにもクレイグ・ミラー、堀江翔太と日本代表経験者が並んだが、セットプレーでは互角の勝負を展開し、ボールインプレー中も堅いディフェンスで昨季王者を苦しめた。

 オフの期間はチームトレーナーの指導の下、体の使い方などを改善。ブロンコテストと呼ばれる持久力測定では、フッカーながらFW全体のトップタイムを叩き出したという。試合でもチーム一のスタッツを記録し、薫田真広GMも「パフォーマンスが良かった。チーム強化の方針として人を育てる。この文化は継続したい」と話した。

 共同主将でフランカーの徳永も、大役を果たした後輩を「頼もしい。(シンビンで)7人でスクラムを組むシーンもあったが、むしろ押していた」と賞賛。原田も「日本代表は狙っている。自信が付いたので、今後もしっかりやりたい」と抱負を語った。

 チームの次戦はホーム開幕戦となる24日のBR東京戦(東京・味の素スタジアム)。もう一人の共同主将、SH小川は「昨季の順位は関係ない。危機感を持って臨みたい」と必勝を期した。

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