大畑大介氏が選ぶベスト15 MVPは東福岡のNo・8藤井 突進力、走力、トライへの嗅覚…全てが一級品

2023年01月08日 07:00

ラグビー

大畑大介氏が選ぶベスト15 MVPは東福岡のNo・8藤井 突進力、走力、トライへの嗅覚…全てが一級品
大畑大介氏 Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会決勝   東福岡41―10報徳学園 ( 2023年1月7日    花園 )】 テストマッチ通算69トライの世界記録を持ち、ラグビー世界殿堂入りも果たした大畑大介氏(47)が今大会のベスト15を選出した。MVPは東福岡のNo・8藤井達哉(3年)。接点での強さ、突破力を称えた。
 相手防御をものともしない破壊力抜群の突進力、走力、トライへの嗅覚。どれをとっても藤井選手は一級品でした。決勝の報徳学園戦ではブレークダウンで圧力をかけ続けた。ボールを持っていても持っていなくても仕事量の多い選手です。

 敗れた報徳学園ですが、No・8石橋選手のダイビング・チャージは見事で、献身的なプレーが光った。SO伊藤選手はパス、ラン、キックにゲームメークも巧みで、大会を沸かせた一人です。

 15人から漏れましたが、今大会はSOに好選手が多かった。京都成章のSO本橋選手はキックもランも秀でた選手。CTB、FBもこなせる器用さも魅力です。国学院栃木のSO伊藤選手、FB青栁選手も、昨年からの成長を感じました。京都成章のNo・8森山選手はプロップからの転向。今後どれだけ成長するのか、楽しみは尽きません。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年01月08日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム