沙羅 3季ぶり国内開催も11位「自信につながるジャンプではなかった」

2023年01月08日 05:17

ジャンプ

沙羅 3季ぶり国内開催も11位「自信につながるジャンプではなかった」
11位に終わった高梨(撮影・竹内敦子) Photo By スポニチ
 【W杯ジャンプ女子札幌大会第1日 ( 2023年1月7日    札幌市・大倉山ジャンプ競技場 )】 ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子札幌大会第1日個人第10戦(ヒルサイズ=HS137メートル)が行われ、予選を11位で通過した高梨沙羅(クラレ)は118メートル、124メートルの合計231・5点で11位。勢藤優花(ヤマチューン)の9位が日本勢最高だった。丸山希(北野建設)は13位、伊藤有希(土屋ホーム)は15位。カタリナ・アルトハウス(ドイツ)が122メートル、131メートルの合計263・8点で今季3勝目、通算11勝目を挙げた。
 3季ぶりの国内開催で約1800人の観客から大声援を受けたが、高梨らしい大ジャンプは見られなかった。1本目118メートルで7位につけ、巻き返しを狙った2本目は124メートルにとどまり、順位を落とした。「声援をパワーに変え、昨日(の公式練習)よりも内容は良くなってきたが、自信につながるジャンプではなかった」と残念そうに語った。

 この日は助走時に重心の位置を修正して臨んだが、新たな課題も見つかった。踏み切り後の空中で体が前に突っ込んでしまうという。「大人になりたいですね(笑い)。もう年齢的には大人だが、気持ちが入りすぎて突っ込んでしまうのは子供っぽいですよね」と苦笑い。きょう8日の個人第11戦での躍進を誓った。

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