【マラソン】パリ選考MGCコース決定「強い選手を派遣するため」国立競技場発着6カ所折り返しの難コース

2023年02月09日 14:33

マラソン

【マラソン】パリ選考MGCコース決定「強い選手を派遣するため」国立競技場発着6カ所折り返しの難コース
発表された10月15日に行われるマラソン・パリ五輪選考のMGCコース Photo By スポニチ
 日本陸連は9日、10月15日に行われるマラソンの24年パリ五輪代表選考会「MGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)」のコース発表会見を行った。
 国立競技場発着で銀座中央通り、日本橋、水道橋、終盤のアップダウンとなる富久町などを通過する難コース。日本陸連の高岡寿成・中長距離マラソン担当シニアディレクターは「折り返しが6カ所もあり、周回コースが特徴的。日本ではなじみのないコース設定。強い選手を派遣するためにタフなコース設定」と説明。瀬古利彦・ロードランニングコミッションリーダーは「コンパクトにできていて、応援する人たちありがたいのでは」と話した。

 前回MGCに参加した女子でワコールのアドバイザーを務める福士加代子さんは「今年は大変だね(笑い)。折り返し好きじゃないのでタフだなと。見る方は楽しい。これは面白い。お互いの表情見える。こいつ落ちたなとか」と話し、MGC出場権を得ている男子の鎧坂哲哉(旭化成)は「折り返しやカーブ回数多い。銀座のあたりで足を使ってしまいそう」と印象を語った。

 男女とも上位2人、計4人が24年パリ五輪出場権を獲得。現時点で男子48人、26人が出場権を得ている。52万人以上の沿道応援があった初開催の19年大会は男子の中村匠吾、服部勇馬、女子の前田穂南、鈴木亜由子が東京五輪出場権を獲得した。

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