りくりゅう 惜敗2位も自己ベスト 木原「今季頑張ってきたトータルの評価だったのかな」

2023年04月16日 05:15

フィギュアスケート

りくりゅう 惜敗2位も自己ベスト 木原「今季頑張ってきたトータルの評価だったのかな」
<フィギュア国別対抗戦最終日>ペア・フリー、6分間練習で三浦璃来(左)に優しく声をかける木原龍一(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界国別対抗戦最終日 ( 2023年4月15日    東京体育館 )】 ペアのフリーでは“りくりゅう”こと三浦璃来(21)、木原龍一(30)組(木下グループ)が自己ベストを更新する143・69点をマークし、2位だった。その時点の今季世界最高得点で今季を締めたが、直後の米国ペアが上回った。男子は佐藤駿(19=明大)が8位、友野一希(24=上野芝ク)が9位。日本は2大会連続の3位だった。16日は午後2時からエキシビションが行われる。
 まさに三浦の気合だった。序盤の3連続ジャンプでミスが出て得点を稼げず。それでも気持ちを切り替えた。「絶対に跳ばなきゃ」。思い返したのは、優勝したが演技に納得できなかった先月の世界選手権。ミスの出た因縁の3回転サルコーとスロー3回転ループを鮮やかに決め、その時出した自己ベストを更新。三浦は「世界選手権は気持ちが負けていた。その負けていた自分に負けたくなかった」と語った。

 今季世界最高点こそ直後の米国ペアに譲ったが、三浦の左肩脱臼から始まり年間グランドスラムを達成した波瀾(はらん)万丈な今季を締めくくった。最終戦での自己新に木原も「今季頑張ってきたトータルの評価だったのかな」と笑った。

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