藤沢虹々可が初優勝 頼れる“eye棒”とパリ五輪戦線へ スケボーマイナビ日本OP

2023年04月16日 19:02

スケートボード

藤沢虹々可が初優勝 頼れる“eye棒”とパリ五輪戦線へ スケボーマイナビ日本OP
<スケートボードマイナビ日本オープン最終日>女子ストリートで初優勝を飾った藤沢虹々可 Photo By スポニチ
 【スケートボードマイナビ日本オープン最終日 ( 2023年4月16日    茨城・ムラサキパークかさま )】 女子ストリート決勝が行われ、藤沢虹々可(ななか、21)が合計198・99点で初優勝を果たした。2位に予選、準決勝を1位通過した松本雪聖(いぶき、11)、3位に東京五輪銅メダルの中山楓奈(17)が入った。
 決勝に進んだ8人中、唯一の20代で最年長の藤沢は、わずか0・12点差で優勝が決まるとビックリしたような表情を浮かべ、感激に浸った。「まさか優勝できるとは。うれしい」。45秒間のランでは2本目に58・93点をマークし4番手。一発技を争うベストトリックでは3本目まで失敗して追い込まれたが、「やばいなと思ったが、ラフに、いつも通りに」と開き直り、4、5本目と立て続けに高得点を連発。逆転優勝となった。

 一時は東京五輪代表争いにも加わったが、19年に右足首を故障して戦線離脱。10代前半から次々にトップ選手が誕生する中で、“先輩”の意地も見せ「海外でも良い結果を出していきたい」と今後は出場が可能となる24年パリ五輪の予選大会へ意欲を示した。

 スケートボード界では珍しい「めがね女子」。チタン素材のセミオーダーめがねを手がけるブランド「HELLO―O MY NAME IS...」のサポートを受け、普段から愛用する。激しく動き、転倒も珍しくない競技だが「ドライアイでコンタクトレンズを付けられない。でも全然ずれない」とアピール。トレードマークでもある頼れる“eye棒”があれば、五輪戦線も視界良好だ。

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