“かなだい”今後も「ジェットコースター」表現者、育成、普及…「その時やりたいと思ったことを」

2023年05月02日 17:58

フィギュアスケート

“かなだい”今後も「ジェットコースター」表現者、育成、普及…「その時やりたいと思ったことを」
<村元哉中&高橋大輔会見>会見の最後はカメラマン注文の「カッコいいポーズ」で締めた村元哉中&高橋大輔(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 フィギュアスケート・アイスダンスの“かなだい”こと村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が2日、都内で現役引退会見を行った。
 フランクな形を望んだ2人の意向により会見形式ではなく、立った状態での囲み取材形式で思いを語り尽くした。

 高橋は「2度目の引退は僕自身もすっきりしている」とし、ファンに感謝を述べた上で「これから新しい世界に行きますけど、またビックリさせられることができればいいなと思っている。何が起こるかわからないけど、ジェットコースターって結構言われるんですけど、そのジェットコースターにまだまだ乗っていただけたらうれしいなと思っております」とジョーク交じりに語った。

 今後の活動について高橋は「かなだいとしてパフォーマンスをまだまだやっていきたい」とし「個人、高橋大輔としてもパフォーマンスをやっていきたい。いろんな形でエンターテイメントに携わっていきたい」と語る。かつてのアイスショー「氷艶」で挑戦した芝居や歌などにも興味があり「向き不向きは別として、世界観が大好きで楽しかった。そうった関係でチャレンジできるのであれば。オファーあるかによりますけど。どんなやくでもいいからやってみたいな」と笑った。

 他には「フロアダンスもチャレンジしてみたい。新しいダンスにも興味もある。いろいろです。その時やりたいと思ったことをやっていきたい」と話し、育成や普及についても意欲的で「長くスケートをやりたい人がどうやったらできるかという環境をつくりたい。続けたいけど続けられない子が、競技会だけじゃない世界があるから頑張れるよねみたいな環境をつくれれば」と構想を口にした。

 村元も「ショーに出させていただいた時、アイスダンスに興味あると言う子たち多い。自分が実際に一緒に組んであげて、アイスダンスの楽しさも伝えて、発信したい思いもある」と語り、「楽しさを伝えた上で、日本だけでの試合をもっとできる環境をつくっていくだったり。今組まれている方が全員集まってやる合宿じゃないけど、そういうので広がっていく」と話した。

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