【陸上】“モデルジャンパー”秦澄美鈴が自己新&大会タイ6m75「日本記録も射程圏」

2023年05月03日 17:31

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【陸上】“モデルジャンパー”秦澄美鈴が自己新&大会タイ6m75「日本記録も射程圏」
<第38回静岡国際陸上競技大会>女子走り幅跳び決勝。3回目の跳躍を終え、笑顔を見せる秦(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【陸上静岡国際 ( 2023年5月3日    静岡スタジアム )】 女子走り幅跳びは、昨夏の世界選手権代表の“モデルジャンパー”こと秦澄美鈴(シバタ工業)が自己ベストを更新する大会タイ記録の6メートル75(追い風2メートル)をマークし、優勝を飾った。「あと1センチ超えられれば良かったけど、うれしいです」と話した。
 2回目の試技で6メートル68を出し、3回目に75まで記録を伸ばしたが「あまり良くなかった。いった、とは思わなかった」と振り返る。手応えのない中での自己ベストは、まだまだ伸びる証し。「70台がポンポンと跳べるようになれば、80、90台も見えてくる」と前向きに捉え「(6メートル86の)日本記録も射程圏だと思う。出せるようにどんどん攻めたい」と語った。

 数年かけてフィジカルを強化し、力強く助走できるようになったという。スクワットの最大値は20キロもアップするなど冬季練習に手応えを感じている。世界選手権参加標準記録6メートル85に向けて「まだまだ日本記録に合わせている。楽しみにはお預け」と笑顔で語った。

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