馬場18歳初陣 “初V請負人”と初タッグ 今季既に2人優勝させた照井キャディー

2023年05月03日 04:41

ゴルフ

馬場18歳初陣 “初V請負人”と初タッグ 今季既に2人優勝させた照井キャディー
練習ラウンドで笑顔を見せる馬場咲希(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 国内女子ゴルフの今季メジャー初戦、ワールド・サロンパス・カップは4日、茨城県の茨城GC西Cで開幕する。昨年の全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(18=代々木高3年)は今季、既に2選手をツアー初優勝に導いた照井浩二キャディー(42)と初めてタッグを結成。先月25日に誕生日を迎えたばかりの大器が“初V請負人”とともに18歳初戦に臨む。
 馬場が心強いサポートを受けて国内メジャーに挑む。タッグを組むのは照井キャディー。この日の練習ラウンドでは主に2点、アドバイスを受けた。一つは「グリーンが小さくてラフが長いので、ラフに入った時の狙い方」。もう一つは「バンカーの砂がフワフワしているのでピンが近い場合の打ち方」。馬場は熱心に耳を傾けた。

 照井キャディーと言えば今季は吉本ひかる、神谷そらを初Vに導いており、言葉に説得力があった。今季開幕前から内定していたというタッグの息は練習ラウンドでもぴったり。ピン位置から逆算したボールの置きどころを常に意識し、ラウンド後も日が沈むまでショット、パットの確認作業が続けられた。

 3月下旬のオーガスタ女子アマから約1カ月、米国を転戦した。スーパーショット集の動画が大好きな馬場にとって、マスターズ観戦も予選落ちした先月のシェブロン選手権も全てが血肉になった。「凄くいい経験になった。調子が良いわけではないけど気持ちを崩さず、耐えて、バーディーを取りたい」と前を向いた。

 先月25日が18歳のバースデー。「車が好きなので運転免許が取りたい」と笑い、家族で寿司を注文し、お祝いしたことを明かした。今大会は9歳のときに観戦した記憶があり、特別な思いを抱く。「4日間戦いたい。自分の力を発揮できるよう残り1日半を大切にして頑張ります」と、18歳初陣へ意気込んだ。

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