引退、やっぱそうだよね…村元哉中 感慨深げ「これ以上のパートナーいない」 次は普及にも「挑戦」
2023年05月03日 04:44
フィギュアスケート
現役引退を発表したフィギュアスケート・アイスダンスの“かなだい”こと村元哉中（30）、高橋大輔（37）組（関大KFSC）が2日、都内で会見を開いた。高橋がシングル時代に痛めた右膝が限界を迎えたことで競技レベルのパフォーマンスを維持できないと判断。今年2月の四大陸選手権後に引退を決断したことを明かした。世界選手権で日本勢最高タイの11位と実績を残した2人は、12日に福岡で開幕するアイスショーから新たな道を歩み始める。
村元も晴れやかな表情だった。直近の世界選手権、世界国別対抗戦での演技を引き合いに「自分の中ではやり切った。ずっと目標にしていた記憶に残る演技ができた」と強調。結成当初に「まずは2年」と話し合っていただけに、2月に高橋から引退の意向を聞いても「全くビックリしなくて、やっぱそうだよねと。驚きはなかった」と振り返った。
18年の平昌五輪出場後、パートナーを探して高橋を誘った。ダンサーの先輩として先輩を導き「勇気を出して声かけて良かった」と話した。シングル世界王者とさまざまなジャンルの音楽を表現し続けた3年間。「魅せる大切さを教えていただいた」と高橋に感謝し「これ以上に最高のパートナーはいない」と感慨深げだった。
今後は「いろいろ挑戦したい」と言い、ショー出演にとどまらずアイスダンスの育成、普及にも携わる意向。「次のステージが楽しみ」と笑顔で語った。
18年の平昌五輪出場後、パートナーを探して高橋を誘った。ダンサーの先輩として先輩を導き「勇気を出して声かけて良かった」と話した。シングル世界王者とさまざまなジャンルの音楽を表現し続けた3年間。「魅せる大切さを教えていただいた」と高橋に感謝し「これ以上に最高のパートナーはいない」と感慨深げだった。
今後は「いろいろ挑戦したい」と言い、ショー出演にとどまらずアイスダンスの育成、普及にも携わる意向。「次のステージが楽しみ」と笑顔で語った。
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