阿部一二三、丸山ともに快勝発進 決勝で11度目直接対決実現へ 柔道世界選手権

2023年05月08日 19:37

柔道

阿部一二三、丸山ともに快勝発進 決勝で11度目直接対決実現へ 柔道世界選手権
阿部一二三 Photo By スポニチ
 【柔道世界選手権第2日 ( 2023年5月8日    カタール・ドーハ )】 男女2階級が行われ、男子66キロ級で東京五輪金メダルで2連覇を目指す阿部一二三(パーク24)は、初戦の2回戦でマテオ・ピラス(イタリア)を2分6秒、袖釣り込み腰で一本勝ちし、3回戦進出を決めた。また21年大会以来2年ぶり3度目の優勝を目指す丸山城志郎(ミキハウス)も2回戦から登場し、スロバキア選手を2分3秒、巴投げによる一本で破り、3回戦に進出した。
 東京五輪では激しい代表争いを演じた2人は、順当に勝ち進めば決勝で対戦する組み合わせとなっている。通算対戦成績は阿部一の6勝4敗で、阿部一が目下4連勝中。昨年10月の世界選手権決勝では、小外掛けで技ありを奪った阿部一が優勢勝ちを収めている。

 全日本柔道連盟は3月に強化システムを改定し、最速で今年6月にも来年のパリ五輪代表が決まる。阿部一が2大会連続五輪を手中にするか、丸山が待ったを掛けるか。11度目のライバル決戦に注目が集まる。

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