決勝で11度目の阿部一二三VS丸山城志郎が実現!ここまで阿部の6勝4敗 柔道世界選手権

2023年05月08日 22:04

柔道

決勝で11度目の阿部一二三VS丸山城志郎が実現!ここまで阿部の6勝4敗 柔道世界選手権
丸山城志郎(左)と阿部一二三 Photo By スポニチ
 【柔道世界選手権第2日 ( 2023年5月8日    カタール・ドーハ )】 男女2階級が行われ、男子66キロ級は東京五輪金メダルで2年連続4度目の優勝を目指す阿部一二三(パーク24)、21年大会以来2年ぶり3度目の優勝を目指す丸山城志郎(ミキハウス)がそろって2回戦から登場し、4試合を勝ち抜き決勝に進出。世界一を懸け、11度目の直接対決が実現することが決まった。
 阿部一は準々決勝では東京五輪銀メダルのマルグベラシビリ(ジョージア)と対戦し、合わせ技一本で勝利。続く準決勝はキア(フランス)を開始33秒、得意の袖釣り込み腰で一本で破った。一方の丸山も準々決勝では難敵アン・バウル(韓国)を捨て身技で一本を奪うなど、上々の内容で進撃した。

 東京五輪まで激しい代表争いを演じた2人の通算対戦成績は、阿部一の6勝4敗で、阿部一が目下4連勝中。東京五輪後は昨年の全国選抜体重別選手権決勝、世界選手権決勝で直接対決が実現し、いずれも勝利した阿部一がパリ五輪代表選考レースでもライバルをリードしている状況だ。

 全日本柔道連盟は3月に強化システムを改定し、最速で今年6月にも来年のパリ五輪代表が決まる。阿部一が2大会連続五輪を手中にするか、丸山が待ったを掛けるか。11度目のライバル決戦に注目が集まる。

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