76ersが延長でセルティクスを撃破して2勝目 乱射事件の被害者を招待したハーデンが45得点
2023年05月08日 08:13
バスケット
コートサイドでは今年の2月13日にミシガン州イーストランシングのミシガン州立大で発生した銃の乱射事件で重傷を負い、イリノイ州シカゴの病院でリハビリを続けていた同大の学生、ジョン・ハオさん(20)が観戦。中国人の両親を持つハオさんはハーデンのファンで、それを知ったハーデンは「今はつらいだろうが気持ちを強くして前向きに頑張って。僕は君の味方だ」と入院中からハオさんを励ましていた、見舞金やバスケットボールのシューズなどもプレゼント。そして第4戦ではハオさんと両親を試合に招待していた。
車椅子に乗っていたハオさんはハーデンの背番号1が記されたユニフォームを着て観戦。試合前にはハーデンに抱きしめられ、その模様は現地のテレビ放送でも紹介された。試合が終わると、ハーデンから〝ウイニング・シューズ〟を手渡されて感無量の面持ち。初めてコートサイドで見守った試合は、自身の〝ヒーロー〟が大活躍する劇的なエンディングとなった。
76ersでは2年連続得点王で、初めてシーズンMVPに選出されたセンターのジョエル・エンビード(29)も終始ダブルチームでマークされながらも奮闘。46分の出場で34得点と13リバウンドを稼ぎ、右膝の故障から復帰して3戦目でチームは白星を飾った。
セルティクスは第4Qを24―15として反撃。ジェイソン・テータム(25)が24得点、18リバウンド、6アシスト、4ブロックショット、マーカス・スマート(29)が21得点、ジェイレン・ブラウン(26)が23得点、アル・ホーフォード(36)は10得点と5ブロックショットをマークしたもののあと一歩及ばなかった。
ホーフォードは終盤でエンビードのシュートを3回阻止するなどディフェンス面で活躍したが惜敗。スマートは延長の終了間際に右サイドから3点シュートを成功させているが、ボールのリリース直前にタイムアップとなっており、ブザービーターは“幻”となった。
なおこのシリーズの第5戦は9日にセルティクスの地元ボストン(マサチューセッツ州)で行われる。
<76ersのプレーオフ成績>
▼1回戦(対ネッツ=4戦全勝)
(1)○*121―101
(2)○*98―84
(3)○102―97
(4)○96―88
▼東地区準決勝(対セルティクス=2勝2敗)
(1)○119―115
(2)●87―121
(3)●*102―114
(4)○*116―115(延長)
*はホームゲーム
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