4関脇 時津風部屋で闘志むき出しの申し合い 霧馬山が圧倒 大関獲りへ「良い稽古」

2023年05月11日 04:44

相撲

4関脇 時津風部屋で闘志むき出しの申し合い 霧馬山が圧倒 大関獲りへ「良い稽古」
出稽古で時津風部屋に関脇4人が集結。土俵上は豊昇龍。土俵外は(手前左から)若元春、霧馬山、大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)を前に10日、霧馬山(27=陸奥部屋)、豊昇龍(23=立浪部屋)、大栄翔(29=追手風部屋)、若元春(29=荒汐部屋)の4関脇が都内の時津風部屋に出稽古。闘志むき出しの白熱した申し合いを繰り広げた。
 混戦の次期大関争いで一歩リードする霧馬山は、この日最多の20番を取って15勝5敗。途中9連勝もあり、力の違いを示した。大関獲りに挑む夏場所へ「良い稽古になっている」と充実の表情だった。霧馬山と同じく8日から3日連続で時津風部屋に通う大栄翔は「番付が同じ強い力士とやって普段より気合が入った。負けたくない気持ちになります」と内容の濃い稽古で得た収穫を口にした。

 1横綱1大関の現在、新たな看板力士の誕生は角界急務の課題となっている。その中で大関を目指すライバルの“呉越同舟”。互いに火花を散らして士気を高め合った様子だった。(前川 晋作)

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